にゅーひぐらしblog

さて・・・


昨日は家族サービスというより・・・
私がどうしても観たかったモノがあったので、家族を無理矢理巻き込みました（笑

それはコレ

ココ　←

HAYABUSA BACK TO THE EARTH　ヽ(^◇^*)/




半年ほど前に公開になった時に観たいなぁ・・・
と思っていたのですが、今回再公開になり、
調べてみたら、つくばエキスポセンターのプラネタリウムでこのゴールデンウィーク中にやってる事が分かり・・・
家族を巻き込んで見に行ったわけです（笑


奥さんも子供も「はやぶさ」という探査機の事なんて知りません。
だからいつも同様に私のマニアックな趣味の一部と思っていたようですが、

映像を見終わった後、
子供達はすごく面白かったと興奮気味に語り、奥さんはちょっと涙ぐんでました（笑

そして、
このような凄い試みを日本が独自にやっており、それがまもなく終わりを迎える事に改めて
日本人としてのアイデンティティーを感じたようです。

そう、
「はやぶさ」という存在を知った人は既に『彼』が単なる探査機では無くなります。
満身創痍の状態でも何度も奇跡的な復活を遂げ、再び地球に戻ってくる我々の『仲間』になるのです。

昨日、
この映像を見た瞬間から私たち家族の思いは一つになりました。


6月13日23時に無事地球に戻ってきて欲しい！（-人-）


多分、「はやぶさ」の存在をよく知らない人がNEWSでこの事を6月13日に知っても

ふーん・・・

で終わってしまう事でしょうが、「はやぶさ」の存在を知っている人は間違いなく涙するはずです。
そう・・・
単なる探査機の地球帰還を心から喜び、そして間違いなく目頭が熱くなる出来事になるのです。


なにも、泣く事はねーだろ？


「はやぶさ」の存在を知らない人は大げさな表現だと思うかも知れませんが、コレ本当（笑
私もマジで泣ける自信があります（笑


「はやぶさ」は2003年5月9日にM-Vという固形燃料ロケットで打ち上げられました。

イオンエンジンという世界初の推力システムにて航行し、
地球の引力をつかったスイングバイを成功させ、
たった長さ500mの小惑星イトカワに自立航行で接近し、
ターゲットマーカーを頼りに自立でイトカワに直接着地してサンプル回収し、
再び地球に帰還してサンプルが入ったカプセルを地球に投下する　←今ココの寸前

という世界初の試みを数々にこなしてきた探査機です。

特に自立航行システムはこの前ISS（国際宇宙ステーション）に無事物資を届けたHTVにも受け継がれています。
HTVは初飛行でいきなり完璧に動作し、世界中が日本の技術に驚嘆しました。

つまり「はやぶさ」は日本の宇宙開発技術を一気にアメリカ並に引き上げるきっかけとなった存在なのです。
そして一部の技術は既にアメリカをも超えています。


そんな技術開発的な側面から見ても「はやぶさ」の功績は大きいのですが、
「はやぶさ」の存在を知った日本人誰しもが思う事は、『彼』がまるで同じ日本人の魂を持った『仲間』に思える点です。

そう、
単なる探査機を『彼』と擬人化してしまうモノを「はやぶさ」は持っているのです。


まだ「はやぶさ」の存在をよく知らない人！
存在は知っているけど彼の今までの軌跡をよく知らない人！
そして・・・日本人としての魂を感じたい人！

ぜひこの機会に「HAYABUSA BACK TO THE EARTH」を観て下さい。
家族がいる人は家族と一緒に、恋人がいる人は恋人と一緒に、
もちろん友達と行くのも、一人で行くのもOKですよ・・・（笑


そして・・・
2010年6月13日23時


皆で一緒に彼の帰還を祈り、そして涙しましょう！ヽ(^◇^*)/


2010年6月13日23時

サンプルリターンが成功する事になれば・・・
その日は「はやぶさ」が本当の意味で「地球に還る」日になるからです・・・(ﾉД｀)ｼｸｼｸ