







ド素人の池作り奮戦記…ファイナル ― 2020/05/19 21:54:59
さて・・・
2ヶ月以上、長々と書き続けてきた「ド素人の池作り奮戦記」もそろそろ終わりにしようかと思います。
思い返せば、3月7日に庭の涸れ池の堆積を掘り始め、2ヶ月チョット経過した今は、和金と錦鯉が泳いでるわけです。
池で泳ぐ魚を見て、こんな所まで来たんだなぁ・・・としみじみと実感します。
パイロットフィッシュを買ってきて11日目
最初に投入した5匹と翌日に買ってきた和金(小金20匹、下沢20匹)と錦鯉2匹
そして10日目、錦鯉は無事生存していますが、和金は合計7匹ほどお星様になりました。
最初は和金が死んだ事がショックで、何がいけなかったんだろうと頭を抱え、ネット中で色々と調べました。
しかし、これだという原因が分からず、対処に困っているうちに、一匹、また一匹とお星様になりました。
そして、段々と自分なりの結論にたどり着いた感じです。
それは結局の所、自然界の競争原理の中で弱い者は淘汰されるという事です。
まず、ネット上に溢れている情報はほとんど、水槽で金魚を飼うことが前提になっています。
池は水槽の延長線上にあると考えがちですし、私もそう考えてきました。
しかし、家の中の水槽と屋外の池では環境がまるで違います。
水槽は部屋の室温がほぼ一定ですので、昼と夜とで急激な水温変化が起こりにくい環境です。
対して、屋外の池は太陽が沈めば大気が冷え、それに伴い水温も下がります。
また、水槽では少し弱めの金魚がエサをちゃんと食べることが出来てるかどうかを飼い主がチェックすることも可能です
が、全体を一望できない池ではそれがなかなか難しい・・・
つまる所、ちゃんとエサを金魚に与えてるつもりでも、エサの争奪戦に負けちゃんと食べられない個体もいるでしょう。
また、池は広いので、岩場の影に隠れていたり、水草の下でジッとしている金魚はエサがあることに気づけない場合も
考えられます。
そういった飢餓状態の中、夜の水温変化に耐えられず弱り、それで死に至るのでは無いか?
これがこのところ、池の金魚を観察していて私が至った結論です。
つまる所、他の金魚を押し分けてでもエサを食べるといった生命力の強い個体が生き残るシステムです。
また、もう一つは私のミスですが、エサの量が少し少なかったかもしれません。
これは水槽で飼うことを前提とした情報を鵜呑みにし、それを屋外の池にも当てはめてしまったからです。
魚にとって水槽は水温も一定で、エサにもありつきやすい環境ですが、池の場合は水温も水槽とは比べものにならない
ほど変化するので、弱った魚が無事生き延びるには難しい環境でもあります。
それを解決するのは、今のところきちんと食べさせる事です。
食わねば生きていけないのは人間も魚も一緒です。
つまり、エサは魚たちが生きるための体力の源となるわけです。
その辺りが何となく分かった気がします。
このところ、関東地方は天候が不安定で、夏の様にすごく熱くなったと思ったら、一日中冷たい雨が降ったりします。
この環境の変化は多分、魚たちにとってはかなりのストレスとなっている事でしょう。
だから、本日の朝からエサの量を増やしました。
そして池全体を見渡し、端の方でジッとしている金魚の近くにもエサを落としてあげる様にしてます。
また、金魚は順応性が高く、生命力が強いというネット情報も鵜呑みにしすぎました。
実はこれも水槽の中での飼育を前提とした情報なんですよね。
だから、水槽で金魚を飼う場合は、小金や下沢といった小さな金魚でも生きられますが、池の様な環境的になかなかに
厳しい条件で、稚魚の様な育ちきってない金魚には過酷すぎたなと・・・
よって、池で和金を飼う場合は、もっと暖かくなってからか、小和金(体長10cm程)以上を放流した方が死亡率が下がる
と思われます。
そういった意味から言えば、錦鯉は小さくても既に10cm程はあるのでやはり強いです。
これからうちの池では10cm以上の生体しか放流しないと決めました。
そして冬眠に入る冬場以外はある程度しっかりと食べさせて成長を促し、体力を付けさせようと思います。
さて、そんな自分なりの結論に達しましたので、もう小金や下沢は幾ら安くても買わないことにしました。
しかし、広々とした池にちょこちょことしか魚が泳いでないのでやはり見た目が寂しい・・・
そこで、

錦鯉を追加で2匹買ってきてしまいました(笑
ついでにホテイアオイも5株ほど・・・(笑
池をジッと見ていて思ったのですが、和金が何十匹といるのに錦鯉はたったの二匹しかいません。
それでもサイズが全然違うので、錦鯉の方が圧倒的に池の支配者になるだろうと思っていたのですが、肝心の二匹は
最初金魚に追い回されることを嫌がり、そのうちに二匹だけで隅っこの方でジッとしていることが多くなりました。
これは数が少ないので萎縮してるのかな? と思い始め、もう少し数を増やそうと考えたからです。
ショップで購入する錦鯉を選ぶ基準は柄が美しいとかでは無く、とにかく元気に、積極的に泳いでるかどうか。
つまり新しく池に迎え入れる錦鯉が引っ込み思案なうちの錦鯉の意識改革をしてくれればと思ったわけです(笑
それと錦鯉のすごく良い所は、基本的に平和主義なんですよね。
いきなり池に入ってきた新参者の錦鯉とすぐに仲良く泳ぎ始めます。
出会った瞬間から一緒に行動するのが当たり前といった感じです。
和金が少々荒っぽさを感じる反面、錦鯉はその点はとても楽で助かります。
しかも体が大きいので、環境に対する順応性が高いのもポイントです。(つまり、簡単に死なない)
そんなわけで、放流の手順を踏んで池に放流してみる。

出会ってすぐに新旧ペアで仲良く泳ぎ出しました。
しかし、錦鯉にも性格はあるようで・・・

しばらく一緒に泳いでいても、結局岩の影に入ってしまう白赤・・・(笑
さて、我が家には岩をくり抜いた・・・

こういった小さな池もあります。
長年、落ち葉などで埋まってましたが久々に掃除しました。
そこに・・・

ホテイアオイを成長のために入れてみました。
でも、こうしてホテイアオイを入れてみると・・・メダカでも飼ったら・・・とか思ってしまいます(笑
まあ、ここには時々カラスやその他の鳥が水を飲みに来るので、メダカとかは食べられちゃいそうで、今は飼う気は
ありませんが・・・(笑
とりあえず、現在生き残っている和金と錦鯉は大切に育ててゆこうと考えてます。
そしてこれ以上、池の話を書き続けるのもどうかと思うので、何か特別なことが起こらない限り、この辺りで池の話は
終わりにしようと考えてます。
さて、最後に本日の魚の様子です。
本日は昨夜からずっと雨が降り続き、天気も雨から曇天で気温はあまり上がりませんでした。
よって、水温は19℃程です。
この中途半端な水温により、金魚たちは3つのグループに分かれました。

第一のグループは、ウォータークリーナーによって作り出される水流に逆らいながら泳いで遊ぶグループ

水温が低いので、動くのがイヤなのか、固まってジッとしているグループ
後は、テキトーにその辺を自由気ままに泳いでるグループ
これらの和金と錦鯉を大きく育てるのが今のうちの家族の目標です。
でも、心なしか買ってきた当時よりも既に一回り大きくなってる気がします・・・(笑
2ヶ月以上、長々と書き続けてきた「ド素人の池作り奮戦記」もそろそろ終わりにしようかと思います。
思い返せば、3月7日に庭の涸れ池の堆積を掘り始め、2ヶ月チョット経過した今は、和金と錦鯉が泳いでるわけです。
池で泳ぐ魚を見て、こんな所まで来たんだなぁ・・・としみじみと実感します。
パイロットフィッシュを買ってきて11日目
最初に投入した5匹と翌日に買ってきた和金(小金20匹、下沢20匹)と錦鯉2匹
そして10日目、錦鯉は無事生存していますが、和金は合計7匹ほどお星様になりました。
最初は和金が死んだ事がショックで、何がいけなかったんだろうと頭を抱え、ネット中で色々と調べました。
しかし、これだという原因が分からず、対処に困っているうちに、一匹、また一匹とお星様になりました。
そして、段々と自分なりの結論にたどり着いた感じです。
それは結局の所、自然界の競争原理の中で弱い者は淘汰されるという事です。
まず、ネット上に溢れている情報はほとんど、水槽で金魚を飼うことが前提になっています。
池は水槽の延長線上にあると考えがちですし、私もそう考えてきました。
しかし、家の中の水槽と屋外の池では環境がまるで違います。
水槽は部屋の室温がほぼ一定ですので、昼と夜とで急激な水温変化が起こりにくい環境です。
対して、屋外の池は太陽が沈めば大気が冷え、それに伴い水温も下がります。
また、水槽では少し弱めの金魚がエサをちゃんと食べることが出来てるかどうかを飼い主がチェックすることも可能です
が、全体を一望できない池ではそれがなかなか難しい・・・
つまる所、ちゃんとエサを金魚に与えてるつもりでも、エサの争奪戦に負けちゃんと食べられない個体もいるでしょう。
また、池は広いので、岩場の影に隠れていたり、水草の下でジッとしている金魚はエサがあることに気づけない場合も
考えられます。
そういった飢餓状態の中、夜の水温変化に耐えられず弱り、それで死に至るのでは無いか?
これがこのところ、池の金魚を観察していて私が至った結論です。
つまる所、他の金魚を押し分けてでもエサを食べるといった生命力の強い個体が生き残るシステムです。
また、もう一つは私のミスですが、エサの量が少し少なかったかもしれません。
これは水槽で飼うことを前提とした情報を鵜呑みにし、それを屋外の池にも当てはめてしまったからです。
魚にとって水槽は水温も一定で、エサにもありつきやすい環境ですが、池の場合は水温も水槽とは比べものにならない
ほど変化するので、弱った魚が無事生き延びるには難しい環境でもあります。
それを解決するのは、今のところきちんと食べさせる事です。
食わねば生きていけないのは人間も魚も一緒です。
つまり、エサは魚たちが生きるための体力の源となるわけです。
その辺りが何となく分かった気がします。
このところ、関東地方は天候が不安定で、夏の様にすごく熱くなったと思ったら、一日中冷たい雨が降ったりします。
この環境の変化は多分、魚たちにとってはかなりのストレスとなっている事でしょう。
だから、本日の朝からエサの量を増やしました。
そして池全体を見渡し、端の方でジッとしている金魚の近くにもエサを落としてあげる様にしてます。
また、金魚は順応性が高く、生命力が強いというネット情報も鵜呑みにしすぎました。
実はこれも水槽の中での飼育を前提とした情報なんですよね。
だから、水槽で金魚を飼う場合は、小金や下沢といった小さな金魚でも生きられますが、池の様な環境的になかなかに
厳しい条件で、稚魚の様な育ちきってない金魚には過酷すぎたなと・・・
よって、池で和金を飼う場合は、もっと暖かくなってからか、小和金(体長10cm程)以上を放流した方が死亡率が下がる
と思われます。
そういった意味から言えば、錦鯉は小さくても既に10cm程はあるのでやはり強いです。
これからうちの池では10cm以上の生体しか放流しないと決めました。
そして冬眠に入る冬場以外はある程度しっかりと食べさせて成長を促し、体力を付けさせようと思います。
さて、そんな自分なりの結論に達しましたので、もう小金や下沢は幾ら安くても買わないことにしました。
しかし、広々とした池にちょこちょことしか魚が泳いでないのでやはり見た目が寂しい・・・
そこで、

錦鯉を追加で2匹買ってきてしまいました(笑
ついでにホテイアオイも5株ほど・・・(笑
池をジッと見ていて思ったのですが、和金が何十匹といるのに錦鯉はたったの二匹しかいません。
それでもサイズが全然違うので、錦鯉の方が圧倒的に池の支配者になるだろうと思っていたのですが、肝心の二匹は
最初金魚に追い回されることを嫌がり、そのうちに二匹だけで隅っこの方でジッとしていることが多くなりました。
これは数が少ないので萎縮してるのかな? と思い始め、もう少し数を増やそうと考えたからです。
ショップで購入する錦鯉を選ぶ基準は柄が美しいとかでは無く、とにかく元気に、積極的に泳いでるかどうか。
つまり新しく池に迎え入れる錦鯉が引っ込み思案なうちの錦鯉の意識改革をしてくれればと思ったわけです(笑
それと錦鯉のすごく良い所は、基本的に平和主義なんですよね。
いきなり池に入ってきた新参者の錦鯉とすぐに仲良く泳ぎ始めます。
出会った瞬間から一緒に行動するのが当たり前といった感じです。
和金が少々荒っぽさを感じる反面、錦鯉はその点はとても楽で助かります。
しかも体が大きいので、環境に対する順応性が高いのもポイントです。(つまり、簡単に死なない)
そんなわけで、放流の手順を踏んで池に放流してみる。

出会ってすぐに新旧ペアで仲良く泳ぎ出しました。
しかし、錦鯉にも性格はあるようで・・・

しばらく一緒に泳いでいても、結局岩の影に入ってしまう白赤・・・(笑
さて、我が家には岩をくり抜いた・・・

こういった小さな池もあります。
長年、落ち葉などで埋まってましたが久々に掃除しました。
そこに・・・

ホテイアオイを成長のために入れてみました。
でも、こうしてホテイアオイを入れてみると・・・メダカでも飼ったら・・・とか思ってしまいます(笑
まあ、ここには時々カラスやその他の鳥が水を飲みに来るので、メダカとかは食べられちゃいそうで、今は飼う気は
ありませんが・・・(笑
とりあえず、現在生き残っている和金と錦鯉は大切に育ててゆこうと考えてます。
そしてこれ以上、池の話を書き続けるのもどうかと思うので、何か特別なことが起こらない限り、この辺りで池の話は
終わりにしようと考えてます。
さて、最後に本日の魚の様子です。
本日は昨夜からずっと雨が降り続き、天気も雨から曇天で気温はあまり上がりませんでした。
よって、水温は19℃程です。
この中途半端な水温により、金魚たちは3つのグループに分かれました。

第一のグループは、ウォータークリーナーによって作り出される水流に逆らいながら泳いで遊ぶグループ

水温が低いので、動くのがイヤなのか、固まってジッとしているグループ
後は、テキトーにその辺を自由気ままに泳いでるグループ
これらの和金と錦鯉を大きく育てるのが今のうちの家族の目標です。
でも、心なしか買ってきた当時よりも既に一回り大きくなってる気がします・・・(笑
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