浮き草の固定方法を考えてみる ― 2020/05/13 09:02:01
さて・・・
池に魚を入れてから5日目となりました。
和金も錦鯉も結構元気に泳ぎ回っております。
その姿を見て、ホッとしたのもつかの間、昨日夕方、1匹だけ池の底に沈んで死んでいるのを発見しました。
死因は分かりません。
外観を確認してみても病気にかかった様な形跡が一切無く、まるで生きてる様にキレイです。
また、それ以外の金魚はとても元気で、新型コロナの様に池全体にパンデミックが起こってる様な形跡は無し。
よって、死んでしまった和金は、今のところ最初から弱っていたのかストレスに耐えられなかったと思われます。
この推測が正しいかどうかはもう少し魚たちの様子を観察してみないと分かりません。
さて、
池に魚を放流し、元気に泳いでくれてるのは良いのですが、このままでは不完全です。
ビオトープまで本格的な生態系を作るつもりはありませんが、魚に自らの意思で身を守る空間を確保してあげな
ければなりません。
その為に、土管や岩など、身を隠せる空間が必要となるわけです。
うちの場合は比較的大きな石橋があり、その下は常に日陰になっており、水温も急激に上昇せず、上空から身を
守る空間ともなっていますので、その辺りはまあ良いと考えられます。
そういった環境に追加するのはなんといっても水草です。
水草は水質浄化の役割もしますし、魚が身を隠すのにも最適です。
また、水草の下は温度変化が少なく、身を隠す場所としては最適だと考えたからです。
しかし、うちの池は清掃とかを考えて水底には砂利とか一切入れてません。
つまり、水中に根を張る水中植物を育てるのは中々難しいです。(鉢のまま水中に入れるという方法はあります)
そこで、候補に挙がるのが「浮き草」
たまたま近くのDIYに浮き草の代表格である「ホテイ草(正式名:ホテイアオイ)」という南アメリカ原産の水草が売って
ました。
1株98円なので、最初5株買い、それでは足らないので10株ほど追加で買ってきました。
さて、ホテイ草は元々繁殖力が強い浮き草ではありますが、大地に根を張るとその繁殖力が一気に上がるようです。
しかし我が家の池は上で書いた様に水底に根を張る場所はありません。
基本的に完全に「浮き草」状態で育てることにします。
しかし、池には水流があり、浮き草にすると定位置に定まらずぷわぷらと動き続け、最後は一番流れが緩やかな場所
の壁側まで流されてそこで止まります。
これでは意図した場所に好き草を固定することが出来なので、コレを何とかしようと思い立ちました。
まず、我が家には海の漁師さんが使う、大型の「丸形浮きブイ」が2つほどほこりを被って放置されています。
奥さんが海辺育ちなのでこういったアイテムは比較的入手しやすいのです。
※最も今はプラスティック製が主流で、ガラスで出来た玉に紐を付けた浮きブイは珍しくなってきました。
かといって、内陸部で「丸形浮きブイ」なんて、天井から吊って飾りにするぐらいしかありません(笑
そこで、この丸形浮きブイを使うことにしました。
まずはDIYでこんな物を買ってきます。
スポンジの筒
丸形浮きブイは紐で重りと繋ぎ固定する予定ですが、紐の部分をそのまま露出させない様にする為です。
錦鯉もそうですが、和金もスリムな体型で、以外と泳ぐスピードが速いです。
特に錦鯉の瞬発力はとてつもなく強いです。
もし、魚が紐に気付かずに高速で紐に追突すると、怪我をするだけならまだしも、紐に絡まったりして死ぬ場合もあるかも
と考え、重りと繋ぐ紐をこのスポンジの筒で保護することにしました。
それと、ホテイアオイを流れない様に縛り付ける紐ですが、色々考えて・・・
少し高いのですが、シリコンチューブにしました。
これも柔らかい素材なので、理由は浮きの紐と同じです。
それに一番細いシリコンチューブでも十分に太いので、これなら魚が絡まりようが無いというのも理由です(笑
重りには・・・
あく抜きをして、池用塗料を塗ったレンガを使うことにしました。
このレンガに結束バンドを巻き付けます。
で、
丸形浮きブイの紐の部分を筒型スポンジですっぽりと覆います。
重りとの接続部分は、
結束バンドを利用し、余分な部分をカットした上で筒かがスポンジ内部に隠します。
これで魚たちが悪戯するのを防く役割もします。
で、実際に池に浮かべるテスト
いい感じに浮き上がり、しかも重りによって位置が固定され実験は成功です。
後は・・・
浮きブイの紐の部分にホテイアオイをシリコンチューブで8個ほど固定しました。
この状態で池に浮かばせて・・・
固定したホテイアオイの隙間には、小さな株のホテイアオイを配置して完成。
これでホテイアオイがしっかりと固定され、池の中を動き回らなくなりました。
さて、錦鯉と和金の関係ですが・・・
錦鯉も和金のパパラッチに慣れた様で、和金を従えて悠々と泳ぐ様になりました(笑
また和金の方も、いつもついて回るという感じでは無く、時々一緒の泳ぐ程度になり、それぞれの棲み分けが出来て
きた感じで一安心です。
また錦鯉たちは、
ゆっくりと二匹だけで過ごせる空間も確保できたようです。
さて、池で生体を飼い始めて分かってきたのですが・・・
池の水は常に一定では無く、確実に水位が下がります。
つまり水が減るのです。
最初は新たな漏水箇所? と蒼くなりましたが、よくよく考えてみれば蒸発という概念がありませんでした(笑
池には循環器やせせらぎ用の水中ポンプが常に稼働し、水と空気が常に混じり合っています。
また、うちの池は周りに岩が多く、その岩の水際は常に水が岩肌に吸い上げられ、濡れては乾燥を繰り返してます。
そういった訳で、水の水位は時間経過と共に確実に下がるわけです。
そこで、時々水位を一定にするために新水を導入するわけですが・・・
コレをやると、途端に魚たちがわらわらと集まってきます(笑
和金も錦鯉も好奇心が旺盛なのか、こういったイベントが大好きなようです(笑
新水を入れると集まってきますが、止めると、「はい、イベント終了。解散!」って感じで一気に居なくなります(笑
特に小さな小赤が大好きなようです。
新水を入れた後は、カルキ抜き材を水で希釈して入れますが、ついでにと・・・
PSBも時々希釈して入れてます。
池の水質をいい感じに維持するには手間と金がかかりますねぇ・・・
そもそも、一匹38円や58円の和金を元気に育てるためにその何十倍も何百倍もお金をかける世界。
それが魚を飼育するという事です(笑
生きものは、一度飼うと、「飽きたから止めた」という訳にはいきません。
つまり、飼う前にそれなりの覚悟が必要という事です。
さて、本日の早朝・・・
池の魚たちの状態をチェックしようと池を覗いてみました。
水面や水底で死んでいる魚は無し。
一安心です。
しかし、いつもより池で泳いでいる魚の数が少ない・・・
一体何処に隠れているのか?
と、観察してみると・・・
固定したホテイアオイの周りに大量にたむろってます。
しかも結構激しく動き回ってます。
時々、激しく追いかけっこの様な事もしてます。
最初は良いすみかになったのかと微笑ましく思ったのですが、よくよく観察するとどうもテリトリー争いをしてる感じです。
何してんだろ? とじーっと観察してると・・・
先を争う様に、ホテイアオイの根に食らいついてる感じです。
ちなみに、写真に写ってる3匹の下沢の真ん中に黒渕があるのはパイロットフィッシュとして導入した最初の和金です。
周りに負けじと真ん中に割り込んでる姿を見て、たくましさに思わず微笑んでしまいました。
「なんか・・・たくましくなったなぁ・・・おまえ・・・」
そんな感じです(笑
さて、そもそも和金はホテイアオイの根なんて食べるのでしょうか?
あまりにも夢中になってホテイアオイに取り付く和金たちを見てふと疑問が・・・
もしかして、エサが足りなくて木の根も囓るほど飢餓状態なのか・・・?
と部屋に戻って調べてみると・・・
普通に食べます(笑
というか、敢えて水草を食べる様に育ててる人もいるようです。
水草を食べてくれた方がまあ人工的なエサを大量に与えられるよりも確かに体には良さそうです。
でも、魚って・・・
ビーガンじゃ無いよね・・・?(笑
池に魚を入れてから5日目となりました。
和金も錦鯉も結構元気に泳ぎ回っております。
その姿を見て、ホッとしたのもつかの間、昨日夕方、1匹だけ池の底に沈んで死んでいるのを発見しました。
死因は分かりません。
外観を確認してみても病気にかかった様な形跡が一切無く、まるで生きてる様にキレイです。
また、それ以外の金魚はとても元気で、新型コロナの様に池全体にパンデミックが起こってる様な形跡は無し。
よって、死んでしまった和金は、今のところ最初から弱っていたのかストレスに耐えられなかったと思われます。
この推測が正しいかどうかはもう少し魚たちの様子を観察してみないと分かりません。
さて、
池に魚を放流し、元気に泳いでくれてるのは良いのですが、このままでは不完全です。
ビオトープまで本格的な生態系を作るつもりはありませんが、魚に自らの意思で身を守る空間を確保してあげな
ければなりません。
その為に、土管や岩など、身を隠せる空間が必要となるわけです。
うちの場合は比較的大きな石橋があり、その下は常に日陰になっており、水温も急激に上昇せず、上空から身を
守る空間ともなっていますので、その辺りはまあ良いと考えられます。
そういった環境に追加するのはなんといっても水草です。
水草は水質浄化の役割もしますし、魚が身を隠すのにも最適です。
また、水草の下は温度変化が少なく、身を隠す場所としては最適だと考えたからです。
しかし、うちの池は清掃とかを考えて水底には砂利とか一切入れてません。
つまり、水中に根を張る水中植物を育てるのは中々難しいです。(鉢のまま水中に入れるという方法はあります)
そこで、候補に挙がるのが「浮き草」
たまたま近くのDIYに浮き草の代表格である「ホテイ草(正式名:ホテイアオイ)」という南アメリカ原産の水草が売って
ました。
1株98円なので、最初5株買い、それでは足らないので10株ほど追加で買ってきました。
さて、ホテイ草は元々繁殖力が強い浮き草ではありますが、大地に根を張るとその繁殖力が一気に上がるようです。
しかし我が家の池は上で書いた様に水底に根を張る場所はありません。
基本的に完全に「浮き草」状態で育てることにします。
しかし、池には水流があり、浮き草にすると定位置に定まらずぷわぷらと動き続け、最後は一番流れが緩やかな場所
の壁側まで流されてそこで止まります。
これでは意図した場所に好き草を固定することが出来なので、コレを何とかしようと思い立ちました。
まず、我が家には海の漁師さんが使う、大型の「丸形浮きブイ」が2つほどほこりを被って放置されています。
奥さんが海辺育ちなのでこういったアイテムは比較的入手しやすいのです。
※最も今はプラスティック製が主流で、ガラスで出来た玉に紐を付けた浮きブイは珍しくなってきました。
かといって、内陸部で「丸形浮きブイ」なんて、天井から吊って飾りにするぐらいしかありません(笑
そこで、この丸形浮きブイを使うことにしました。
まずはDIYでこんな物を買ってきます。
スポンジの筒
丸形浮きブイは紐で重りと繋ぎ固定する予定ですが、紐の部分をそのまま露出させない様にする為です。
錦鯉もそうですが、和金もスリムな体型で、以外と泳ぐスピードが速いです。
特に錦鯉の瞬発力はとてつもなく強いです。
もし、魚が紐に気付かずに高速で紐に追突すると、怪我をするだけならまだしも、紐に絡まったりして死ぬ場合もあるかも
と考え、重りと繋ぐ紐をこのスポンジの筒で保護することにしました。
それと、ホテイアオイを流れない様に縛り付ける紐ですが、色々考えて・・・
少し高いのですが、シリコンチューブにしました。
これも柔らかい素材なので、理由は浮きの紐と同じです。
それに一番細いシリコンチューブでも十分に太いので、これなら魚が絡まりようが無いというのも理由です(笑
重りには・・・
あく抜きをして、池用塗料を塗ったレンガを使うことにしました。
このレンガに結束バンドを巻き付けます。
で、
丸形浮きブイの紐の部分を筒型スポンジですっぽりと覆います。
重りとの接続部分は、
結束バンドを利用し、余分な部分をカットした上で筒かがスポンジ内部に隠します。
これで魚たちが悪戯するのを防く役割もします。
で、実際に池に浮かべるテスト
いい感じに浮き上がり、しかも重りによって位置が固定され実験は成功です。
後は・・・
浮きブイの紐の部分にホテイアオイをシリコンチューブで8個ほど固定しました。
この状態で池に浮かばせて・・・
固定したホテイアオイの隙間には、小さな株のホテイアオイを配置して完成。
これでホテイアオイがしっかりと固定され、池の中を動き回らなくなりました。
さて、錦鯉と和金の関係ですが・・・
錦鯉も和金のパパラッチに慣れた様で、和金を従えて悠々と泳ぐ様になりました(笑
また和金の方も、いつもついて回るという感じでは無く、時々一緒の泳ぐ程度になり、それぞれの棲み分けが出来て
きた感じで一安心です。
また錦鯉たちは、
ゆっくりと二匹だけで過ごせる空間も確保できたようです。
さて、池で生体を飼い始めて分かってきたのですが・・・
池の水は常に一定では無く、確実に水位が下がります。
つまり水が減るのです。
最初は新たな漏水箇所? と蒼くなりましたが、よくよく考えてみれば蒸発という概念がありませんでした(笑
池には循環器やせせらぎ用の水中ポンプが常に稼働し、水と空気が常に混じり合っています。
また、うちの池は周りに岩が多く、その岩の水際は常に水が岩肌に吸い上げられ、濡れては乾燥を繰り返してます。
そういった訳で、水の水位は時間経過と共に確実に下がるわけです。
そこで、時々水位を一定にするために新水を導入するわけですが・・・
コレをやると、途端に魚たちがわらわらと集まってきます(笑
和金も錦鯉も好奇心が旺盛なのか、こういったイベントが大好きなようです(笑
新水を入れると集まってきますが、止めると、「はい、イベント終了。解散!」って感じで一気に居なくなります(笑
特に小さな小赤が大好きなようです。
新水を入れた後は、カルキ抜き材を水で希釈して入れますが、ついでにと・・・
PSBも時々希釈して入れてます。
池の水質をいい感じに維持するには手間と金がかかりますねぇ・・・
そもそも、一匹38円や58円の和金を元気に育てるためにその何十倍も何百倍もお金をかける世界。
それが魚を飼育するという事です(笑
生きものは、一度飼うと、「飽きたから止めた」という訳にはいきません。
つまり、飼う前にそれなりの覚悟が必要という事です。
さて、本日の早朝・・・
池の魚たちの状態をチェックしようと池を覗いてみました。
水面や水底で死んでいる魚は無し。
一安心です。
しかし、いつもより池で泳いでいる魚の数が少ない・・・
一体何処に隠れているのか?
と、観察してみると・・・
固定したホテイアオイの周りに大量にたむろってます。
しかも結構激しく動き回ってます。
時々、激しく追いかけっこの様な事もしてます。
最初は良いすみかになったのかと微笑ましく思ったのですが、よくよく観察するとどうもテリトリー争いをしてる感じです。
何してんだろ? とじーっと観察してると・・・
先を争う様に、ホテイアオイの根に食らいついてる感じです。
ちなみに、写真に写ってる3匹の下沢の真ん中に黒渕があるのはパイロットフィッシュとして導入した最初の和金です。
周りに負けじと真ん中に割り込んでる姿を見て、たくましさに思わず微笑んでしまいました。
「なんか・・・たくましくなったなぁ・・・おまえ・・・」
そんな感じです(笑
さて、そもそも和金はホテイアオイの根なんて食べるのでしょうか?
あまりにも夢中になってホテイアオイに取り付く和金たちを見てふと疑問が・・・
もしかして、エサが足りなくて木の根も囓るほど飢餓状態なのか・・・?
と部屋に戻って調べてみると・・・
普通に食べます(笑
というか、敢えて水草を食べる様に育ててる人もいるようです。
水草を食べてくれた方がまあ人工的なエサを大量に与えられるよりも確かに体には良さそうです。
でも、魚って・・・
ビーガンじゃ無いよね・・・?(笑
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