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バラバラにした漫画本を復活させてみる2015/08/21 00:42:03

さて・・・


とりあえず、
専用スキャナであるSnap Scanによって、自炊は決して難しくないことが分かりました。
電子化したい本があったら、背表紙を加熱してバラしてどんどんスキャンすれは完成します。

さて、
そういったわけで自炊は決してスキルの高い事でも何でも無いのですが、問題は・・・

自炊後

自炊が終わった後のバラバラになった本です・・・(笑


まあ、電子化が終わった後の残りかすのようなモノですから、そのまま廃棄しても問題ありません。

ありませんが・・・
そのまま捨ててしまってはモッタイナイし、そもそもこのblogの主旨に合わない・・・
何しろこのblogは「ジャンク修理」という一面もあるからです(笑


てなわけで、
今回は一度バラバラにしてしまった単行本をもう一度復活出来るかをテーマにお送りします。


まずは、

まとめる

バラバラにした単行本の中身をキチンとそろえて、大型の洗濯ばさみなどで動かないようにします。


それが終わったら、厚紙のカバー部分を開いて・・・

糊

背表紙の表側に残った糊をヒートガンで温めて、もう一度ドロドロ状態まで溶かします。


糊がドロドロに溶け出したら、固まらないうちに・・・

挟む

中身を挟みます。

なんか・・・写真無かったら、サンドイッチを作ってるような解説・・・(笑
挟んだら、中身がズレないように、背表紙と反対側の方を洗濯ばさみで挟んで、背表紙側を軽く机などでトントン
と叩きながら、体裁を整えます。

この折に、糊が少し固くなったと思ったらもう一度背表紙部分をヒートガンで温めて、中身と糊が適度にくっつくように
すると更に糊で中身がしっかり止まると思います。


だいたい、こんなモンかな?


と納得したら、背表紙が冷たくなるまで放置プレイします。


んで、
冷たくなった後の糊面を見てみると・・・

糊面

一部はちょっと糊の食いつきが弱いが、概ね良好そうです。


ここで、マンガをぺらぺらめくって、ちゃんと糊と中身がくっついているかチェックします。

状況確認

まあまあ良い感じです。


最後に・・・

完成

カラー表紙を付けて、完成

とっても簡単ですが、以外と良い感じ戻りました(笑

もっと本格的に元通りにするにはプレス機がないと無理(笑
上から圧力をかけつつ、糊面を加熱すると多分元通りになります。
しかし、一般家庭ではプレス機なんてないから、まあこの辺りが限界でしょうね。

でもまあ、一度バラした単行本もとりあえずはもう一度読める状態には持って行くことは出来そうです。

でも、完璧に元通りというわけにはいきませんので、永久保管版として買った単行本などはそのまま大切に
持っておいた方が良さそうです。



まあ、それだけの話です・・・(笑