にゅーひぐらしblog

さて・・・


久しぶりに改造ネタなど・・・
といっても複合型のiPod Dockを作っただけなのですが・・・（笑


この前、
ムーンさんからiPod Dockの充電はどうするのでしょうか？

という質問を受け、
今まで作ってなかったオーディオとUSBの複合Dockを急に作りたくなり作業開始（笑


まず、
素材として使ったのではコレです・・・

といっても製品パッケージの写真を取り忘れちゃったので、URLを参考にして下さい。

Princeton PIP-4NE　←

現在これはアキバで投げ売り状態になっています。
確かあきばおーで220円ほどで買った記憶があります・・・

この製品は4th iPod nano専用のネックストラップとUSBとヘッドフォンがくっついたモノです。


とーぜんそのまま使う事なんて全然考えてません（笑
コレを改造して、AudioとUSB対応のiPod Dockに改造するために購入してきましたが、
2週間ほど放置していたモノです（笑


今回はコレを改造して、

Audio部分は純銀線の本格的なモノにしつつ、USBによる充電とPCとの同期も目指します！ヽ(^◇^*)/


ちゅーことで、
まずはDock部分を分解して、pinアサインを確認してみます。

んで、
分解して分かった事は、こいつDockのくせに、Line OUTは全てiPodのヘッドフォンジャックから取っており、
2,3,4pinは一切使用していませんでした（笑

ちゅーことで、
今回のpinアサインはこのようになっています。



1-29pin（奇数）側

右側から1pinになります。

3pinはAudioのR
21pinは抵抗（最初から付いている）
23pinはUSB電源（5V)
25pinはUSB DATA －
27pinはUSB DATA ＋
29（30）pinはFire Wire GND　←USB GNDは本来16pin

となっています。
下のハンダ部分との連動は写真の通り　←ちょっと見にくいけど・・・

左上　USB電源（5V）
左下　USB GND
真ん中　USB ＋
右上 USB －

※ X 印は使わない

となります。


続いて、



2-30pin（偶数）側

こちらは左側から2pinになります。

2pinはAudio GND
4pinはAudio L
16pinはUSB GND

ということで、
今回のDockはUSB GNDを29,30pin（Fire Wire GND）から取っていますが、本来は16pinなので、
配線で16pinと30pinを繋ぐ事にしました。　←メンドーならやらなくても大丈夫かも・・・


pinアサインが調べ終わったので、早速製作に入ります!ヽ(^◇^*)/


まずは・・・
DockケースにminiBタイプのUSBコネクタを配置するべく・・・



一生懸命削ります（笑


ケース加工が一段落付いたら・・・



おもむろに、写真の部分で基盤をカットしちゃいます（笑

この部分には元々オーディオ端子が付いていましたが、今回の改造には不要ですし、
コレがあるとUSBコネクタを入れる場所が確保できなくなるからです。


カットしたら、いよいよ配線のハンダ付けです。


まずは1-29pin側



こんな感じ！ヽ(^◇^*)/

※配線は上の写真を参考にして下さい。

miniBタイプのUSBのpinアサインを調べて配線しましょう！
気をつける点は、今回はコネクタ（メス側）なので、ジャック（オス側）とはpinアサインが逆になる点です。
私の場合は・・・

赤線 → 電源
白線 → USB -
緑線 → USB +
黒線 → GND

としてあります。

後は3pinにAudio R用の配線をします。


次に2-30pin側



こっちはこんな感じ！ヽ(^◇^*)/

※配線は上の写真を参考にして下さい。

2PinにAudio用GNDを配線
4PinにAudio Lを配線
16pinは30pinと繋いでいます。


んで！

ケースに入れた感じはこんな風です。



後はUSBコネクタがぐらぐらしないようにホットボンドで周りを固めます。

この状態で上蓋をすればDock側は完成！ヽ(^◇^*)/


んで！



充電サインｷﾀ━━━━━━(ﾟ∀ﾟ)━━━━━━ !!!!!


PC側とのデータリンクも・・・



USBのデータ認識ｷﾀ━━━━━━(ﾟ∀ﾟ)━━━━━━ !!!!!






iTunesとの同期ｷﾀ━━━━━━(ﾟ∀ﾟ)━━━━━━ !!!!!


ということで、
問題なく動作する事が分かりました！ヽ(^◇^*)/


これでUSBによる充電も同期も出来る・・・



iPod Dock完成！ヽ(^◇^*)/


ちなみに、

エラーメッセージは一切出ません！ヽ(^◇^*)/

最初から付いているチップ抵抗で問題なくエラー回避が出来るようです。


Audio Dock側も今回はオヤイデ電気の高級ステレオジャックを使用したので、結構いい感じです。
音も良いです！ヽ(^◇^*)/


ということで、
なかなか良いDockを自作する事が出来ました！ヽ(^◇^*)/

唯一の欠点は・・・

Dockが横長なので、今まで使っていたケースを外さなければならない点・・・(-ω-;)

まあ・・・
私のiPod Touchは裏面の鏡面仕上げ部分が傷だらけだからこのままでも問題ないけどね・・・（笑


ちゅーことで、
このDockはそのまま付けっぱなしでも


iPodに充電できるしiTunesとの同期も出来る！


非常に便利なヤツに華麗に変身！ヽ(^◇^*)/


miniBの配線とか結構細かいけど、
ポタアン使いは頑張って自作してみる価値が十分にありますよヽ(^◇^*)/


第一、
このDock、今は投げ売りだしね・・・（｀∇´ )にょほほほ



もう何個か押さえておこうかな・・・（笑