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○○でも出来るポタアン(図解編)

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オレンジドロップちゃん!ヽ(^◇^*)/2010/01/11 12:50:43

さて・・・


昨夜は消防の出初め式があり、
夕方は新年会

帰ってから新ポタアンの音をじっくり聞きながらblog記事を書こうと思っていたのですが・・・


飲みすぎ・・・ヘ(゜◇、゜)ノ~ ウケケケ


飲まないようにセーブしてたのに・・・
周りの人が飲まない私を気持ち悪がって、無理矢理・・・(笑

そのうち・・・
自分からガンガン飲んでて・・・

酔っぱらいの出来上がり・・・( ̄∇ ̄;)ハッハッハ

帰宅したら、そのまま部屋の床に転がって寝てました(笑


ということで、
blog記事のアップが遅れちゃった・・・<(_ _)>



さて!さて!


無事音でました!ヽ(^◇^*)/

やっぱり回路のミス!
オーディオバッファ側に使っている4.7μFのコンデンサに電源供給されてませんでした(笑
ここを繋ぐと無事クリアな音で鳴り出しました!ヽ(^◇^*)/

さて、
今回製作したのは
オペアンプ(LME49720)を2個+オーディオバッファ(LME496002個)を搭載した贅沢なポタアンです。

ポタアンというカテゴリーでは多分かなり贅沢な仕様だと思います。

だって、
ポタアンは言ってしまえばC-MOYタイプらならオペアンプ1個でも音が出ます。
それを2個も搭載した上に、オーディオバッファまで搭載してるわけですから、これはもう最強!(笑

音質がどうとかではなく・・・
自作するポタアンの中でも最高級の楽しさが味わえますヽ(^◇^*)/

2回路搭載のLME49720を独立回路として活用し、尚かつそれをオーディオバッファに送る。
つまりはLR完全独立型

片方のチャンネルの音を増幅するためにオペアンプとオーディオバッファを使う・・・

こんな贅沢なポタアンはそうそうありませんよ(笑
それを自分で製作する喜びは何物にも代えがたいモノがあります!ヽ(^◇^*)/
それにLME49720は私の好きなオペアンプだし


ということで、
今回製作した元の回路はコレです。

回路図

Natioal SemiconductorのLME49600の解説書に書いてあるサンプル回路です。


LME49600について詳しく調べたい場合はココにpdfがあります。
上の回路図は11ページ目にあります。

ココ ←

こういったメーカーが出している回路図は自社製品の特性を上手に引き出す方法が書いてありますので、
そのままコピーするだけでも問題無く良い音がします。
逆にいえば、良い音がしない場合は回路図なんて載せません(笑


この回路図を基板上に配置するレイアウトは自分で考えなければなりません。
ここが自作のめんどくさいところでもあり、楽しみなところでもあります。

今回私はHAMMONDのクレジットカードサイズのケースに入れることを前提たしたので
無計画でエイヤでやると絶対に入らないと思ったので、今回は書き起こしてみました。


何度も試行錯誤しながらとりあえず完成したレイアウト図はコレです!ヽ(^◇^*)/

レイアウト図

結構良くできてると、自分で納得してます(笑

部品構成にもこだわってそのサイズを前提にして書き起こしてますよ!ヽ(^◇^*)/
主な部品構成は
・ポリプロピレン・フィルム・コンデンサ
・OS-CON
・オーディオグレード電解コンデンサ

と、
今まで私が使ってきて良いと思える部品で構成しています。
それと電源部分にはカレントミラー回路を使っています。
※カレントミラーは最終的には使わなかったけど・・・(笑

一応、コレ見て作ってみたいと思う人もいるかもしれないので・・・ ←いるかな?(笑
PDF画像を置いておきます。
レイアウトの参考にして貰えればと思います。
尚、このレイアウトの電源部分以外は全て動作確認できてますので問題無いと思います。

ココ ←

GND周りの効率化は我ながら無駄が無く美しいと自画自賛してます(笑


さて、
それでは製作に入ります!ヽ(^◇^*)/


まず最初に基板のサイズ切り出しをします。

切り出し

HAMMONDのケースに入れる場合は・・・

横19ドット(うち両側2ドットはケースの溝に)
縦31ドット

になります。
ここにレイアウトするので、結構キツキツです(笑


それと、
今回はオレンジ色のポリプロピレン・フィルム・コンデンサの使用にこだわったので、
こんな所にもレイアウトの工夫があります。

レイアウト

フィルムコンの下の隙間に抵抗を入れてます(笑


そんな感じで・・・

オペアンプ部

オペアンプ部分の製作が完了!ヽ(^◇^*)/


いよいよオーディオバッファ部分の製作にはいるのですが、
今回使用したオーディオバッファはコレ!

LME49600

LME49600 ヽ(^◇^*)/

ローノイズでしかも250mAもの大電流を生み出します。
これならどんなヘッドフォンでもドライブできる出力を得られそうです!ヽ(^◇^*)/

秋月で1個550円して、今回の場合は2個使用するのでこれだけでも1100円!
ちょー贅沢品です(笑


んで!
電源部分には・・・

電源

カレントミラー回路を組んでみました!ヽ(^◇^*)/
これはPNP(2SA1015)とNPN(2SC1815)というトランジスタを交互に組んで分圧を作り出す回路です。

レイアウト図では220μFを使う予定だったのですが、何とか470μFが入りそうだったので無理矢理詰めたので
カレントミラー回路がキツキツになってます(笑
※カレントミラー回路は勘違いで最終的に使わなくなっちゃった・・・(笑

尚、
制作中に写真取り忘れちゃったけど4.7μFはOS-CONを使ってます。
図面ではOS-CONの直径を小さめに書いてしまったのでレイアウト図面より実基板の方が長くなっちゃった・・・(笑


そんなこんなで・・・

ポタアン完成!ヽ(^◇^*)/

ポタアン

今回はポリプロピレン・フィルム・コンデンサを多用して基板にオレンジ色が多いので・・・

オレンジドロップちゃん

と勝手に命名しました!ヽ(^◇^*)/



んで、
このオレンジドロップちゃんを本来であればA23という単五サイズで12Vの電池で駆動しようと考えました。
このA23で動けばポタアンの半分近くを占めていた電源をかなり小型化できるから出来るからですが・・・

結論から言えば無理でした(笑

今回のオレンジドロップちゃんはオペアンプ2個+バッファ2個とかなりの大食漢!(笑
A23で駆動すると・・・

電圧降下を招いて、分圧後は2V位しか出力されず、オペアンプやバッファに来る頃には
1.45Vまで降下しています。
これではオペアンプもバッファも仕事が出来ません!(笑


電気的な知識がない私は電圧降下の原因はカレントミラー回路がいけないに違いないと勘違いし
カレントミラーを外していつもの4.7KΩを使った分圧に変更しました(笑

んでも、電圧降下はそのままでした・・・

結局、
A23は電圧こそ12Vありますが、電流がかなり少ないようです。
これにより、電圧降下を招き、最終的にはオペアンプを駆動できる電圧供給が出来なくなってます。

電気的な解釈はサッパリなので分かりませんが、006Pを使えば全く問題無く音が鳴ります。
テスターで計ってもそれぞれ±4.45Vあたりで電圧が回路に供給されています。

つまり・・・
オレンジドロップちゃんは006Pではないと駆動できないポタアンです・・・

ケース考え直さないと・・・(w_-; ウゥ・・


さて、
肝心の音なのですが・・・


スバラシイ!ヽ(^◇^*)/


ツインオペアンプにバッファと贅沢な回路から生み出される質の高い低音!
目の前で歌ってるようなボーカルの生々しさ! LME49720の特徴であるバランスの取れた音質!

これら全てが音質に影響し、高級ヘッドフォンアンプに負けない音を出します!ヽ(^◇^*)/

と言っても、
私は高級ヘッドフォンアンプの音なんて聴いたこと無いけど・・・(笑


ただ一つ言えることは・・・

4980円で買ったPioneer SE-MJ71の音が、
一気に1万円オーバークラスのヘッドフォンに引け劣らない音に変わりました!ヽ(^◇^*)/

今回はテストパターンで製作しましたが、
レイアウトに改良を重ねて、もっと効率の良いポタアンにしたい!


とか思いながら・・・


まあ、
メンドクサイ・・・(笑